約 2,412,899 件
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/5847.html
986 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/11/27(日) 13 45 01.62 ID ??? 某3姉妹漫画とここのスレを読んでたら頭ン中が大変なことになった・・・ この物語は今から10年前のガンダム兄弟の平凡な日常をたんたんと描くものです。 過度な期待はしないでください。 アムロ(19)「コウ、ちょっと買い物を頼まれてくれないか」 コウ(9)「えー、今忙しいよ」 セレーネ(18)「忙しいってあんた、ガンプラ作ってるだけじゃない! うちにはチビ達がいっぱいいるんだから、ちゃんとお手伝いしなさいよ、お兄ちゃんでしょ」 コウ「うーっ」 アムロ「ほら、おつりでお菓子買ってきていいから。メモ通りにしっかり買ってこいよ」 コウ「はぁい」 アムロに渡された財布からメモを取り出してスーパーを歩くコウ。 コウ「じゃがいも、たまねぎ、お肉、人参・・・今日はカレーかなあ」 メモに書かれた食材を見つけることは小学生のコウにも難しいことではなかった。 かごの中に次々と入れられる食材。 コウ「この人参、なかった事にできないかな・・・」 メモの中にある人参。 コウは人参が嫌いだった。 なぜ嫌いかはコウにもはっきりわからないけれど、独特の甘みとか匂いとか全く受け付けなくて 配膳の際に「ニンジンいらないよ!」と兄たちにいうのだけれど、 「そんな事じゃ大きくなれない」とか「好き嫌いはするな!」とか叱られてばかりだった。 コウ「でも、メモ通りに買ってかないと怒られるし、なあ」 野菜売り場に「特売!」とポップの付けられた人参を見上げてコウは深いため息をつく。 普段は優しい兄や姉が、怒ると怖いのは知っている。 よく兄弟の面倒を見てくれるおとなりのマッケンジー夫妻や、長兄の友人だというシャアなどは幼い兄弟に甘かったが 今日は彼らがいないから、兄たちのお小言が待っているだろう。 コウ「うう・・・ニンジン、いらないよ」 コウがそうやって悩んでいると、大きな影が横に並ぶのが分った。 コウ(あれは・・・ガンダムの妖精さんだ) 見上げた先の大男。 金色の巻き毛にスラっと伸びた体躯、幼いコウにも見覚えのある顔つき。 名前は知らないけれど、ホビーコーナーでよく見る人間だ。 ガンプラを前にして「抱きしめたいなあ!ガンダム!」とか「会いたかったぞ、ガンダム!」などと 大声でガンダムへの愛を叫ぶさまは幼いコウにはとても異様に、そして同じようにガンダム好きのコウにとっては堂々と愛を語るさまが少し(ほんの少しだけ)かっこよく見えたのだ おそらく、この日登町の住人であることは間違いないはずなのだが、ガンプラコーナーでしか見かけることができないからコウはその金髪の大男のことを「ガンダムの妖精さん」と呼ぶことにした。 987 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/11/27(日) 13 45 19.50 ID ??? ガンダムの妖精さん「愛、か・・・」 ガンダムの妖精はコウのとなりでニンジンを一袋取り、それを自らの顔の近くまで持ち上げた。 妖精「色彩の乏しい和食を鮮やかに彩る。しかし見た目ばかりではない。 大切な栄養をたっぷりと備えている。 今まで見落としていたが、あえて言わせてもらおう、ニンジンは素晴らしい!」 コウ「!?」 突然ひとりごとにしては大きな声でニンジンについて語りだすガンダムの妖精にコウは驚いたような顔でその様子を見上げる。 いままでこの妖精はガンダムについて愛を語ることはあったけれど。 妖精「そうか、これには、愛が溢れているな!ガンダム! 一袋いただこう」 コウ「愛・・・・」 ガンダムの妖精の語りに圧倒されてコウも嫌いなはずのニンジンを一袋手に取った。 10にも満たないコウには「愛」なんてよくわからないけれど、 前にニンジンが嫌だと喚いたときに 嫌いな物を無理に食べろとは言わんがね、コウくん。作った者の感情を人は忘れてはいけないんだ。 この人参1つにしても、人参を作った人の愛が、そして料理には君のお兄さんたちの愛が詰まっているのだからな。」 しかる兄らをよそに優しく頭を撫でてちょうどガンダム家に遊びに来ていたシャアがそんな「愛」を説いていたことをふと思い出した。 その時のコウは今よりももっと幼くて「でも、やっぱり人参いらないよぉ」といって結局食べなかったのだけれど。 コウ「愛か・・・・ うう・・・いただこう」 コウもガンダムの妖精を真似て、人参を取ると買い物かごのなかに入れた。 兄たちのように怒らなかったシャアも、ガンダムの妖精も人参には愛があるといっていた。 まだ子供だからそんな難しいことはわからないけれど、自分の一目おくガンダムの妖精が言っているんだ。 人参を食べれば、ガンダムの妖精のように堂々とガンダムについて愛を語り、ガンプラをうまく作れるようになるかもしれない。 そう思ってアムロから渡されたメモ通りに買い物を済ませ、重い荷物をもって帰宅の途についたのだった。 翌日 アムロ「シャア!聞いてくれ!」 シャア「どうした、アムロ、君の方から珍しい」 アムロ「あの人参嫌いなコウがカレーに入れた人参を全部食べたんだよ!こんなに嬉しいことはない!」 シャア「ふむ、コウくんにわたしが人参の素晴らしさ(特に赤い部分)を説いたおかげかな」 アムロ「いや、君のおかげじゃないらしい。カンダムの妖精が何とかとか言っているんだよ」 シャア「妖精?君の弟は能力者だったかい?」 アムロ「そんなはずはないと思うが、コウにはララァは見えないようだし。 ええい!妖精なんてどうでもいいんだよ、シャア!コウが人参を克服するチャンスなんだ! 今日の夕飯は人参三昧といこうと思ってだ、何かいいレシピはないかな」 シャア「まて!アムロ!それは焦燥すぎる!階段はゆっくり、一段ずつが基本だろう! そんなことをすればまた、コウくんに人参嫌いの冬が来るぞ!」 アムロ「人のセリフをとるなシャア!今なら、コウの人参きらいが直せる絶好の機会なんだ」 シャア「それはエゴだとなぜわからん!」 結局、シャアの助言を聞かずに人参三昧の夕食を出したところ、コウの人参きらいがすぐにとびでてしまったんだってさ。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/9006.html
263オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/14(土) 21 47 29.15ID ZbVUO1IA0 AM08:06 ロラン「みんな~! 全裸はとってもいいものだぞ~! 早く服を抜いてこ~い!!」 町の空一面を覆うのは、∀ガンダムの放つオーロラのような月光蝶の光。 そこから舞い落ちる鱗粉は、少しずつだが着実に周囲の建物やMS、人々の衣服を分解していく。 50万機いた残存のデビルトミノ軍団は、月光蝶の前に9割以上が全滅した。 そんな中、日登町の住民たちは、サイコジム――もとい伝説の巨神が展開するバリアの傘の下で、コトの成り行きを見守っている。 ハロ長官「フル・フロンタルくん」 フロンタル「やあ、ハロ長官。また会ったね」 ハロ長官「君をこの事件の主犯格として拘束する。いいかね?」 フロンタル「もちろん。ああ、取り巻きの諸君もご苦労」 リョウ「抵抗は……しないんだな?」 フロンタル「今更抵抗してどうなる? 私の仕事は終わった。後はロラン君に全てを託すだけだ」 彼は全裸のまま、自分を取り囲む警察隊へにこやかに微笑みかけた。 そこへ、シャアとシャア軍団の面々がやってきた。 シャア「ハロ長官。彼を拘束する前に、少しだけ話をさせてもらってもいいかな?」 その申し出が許諾されると、シャアは改めてフル・フロンタルに向き合った。 シャア「やあ、散々好き放題に暴れてくれたな、全裸の私よ」 フロンタル「恨み言かい、着衣の私?」 シャア「恨み言も言いたくなる。薬のせいとは言え、私は貴様の計画の片棒をかつぎ、ここまで事態を悪化させたのだからな。 その途中で呂布の義理の息子になったり、カミーユたちとロボットプロレスの興行をやったり、 挙句の果てにはアクシズの中心でアムロへの想いを叫ばされたりと、まったく散々な目に遭ったぞ」 赤い彗星のひと「半分くらいは自業自得な気もするが」 実写版シャア「それは言わないお約束だぞ」 シャア「まあそれは今更いいだろう。聞きたいことは一つ。全人類を全裸にする、その目的のためにどうしてこんな回りくどい方法をとったかだ」 フロンタル「簡単なことだ。計画の成功率を少しでも上げたかったから、それ以外に他ならない」 そういってフロンタルは困ったようにこめかみを抑えた。 フロンタル「確かに『ヅダエール』を使って月光蝶のナノマシンを汚染する。それ自体は非常に容易いことだ。 だが知っての通り、この町には誰かが何かを企むと、すぐに駆け付けてくる厄介な連中がいる」 シャア「ガンダム兄弟か……」 フロンタル「そうだ。無論、私のネオ・ジオングとロラン君の∀ガンダムが手を組めば、この町のどの戦力にも決しては負けはしない。 しかしガンダム兄弟だけは別だ。どれほど武力で上回っていても、 油断しているうちに『絆』やら『愛』やら『想い』といったワケのわからない力で逆転されてしまう」 シャア「よく知っているよ。かつてこの町に現れた数多の悪役たち、そして私自身もまた、それで返り討ちにあった口だからな」 フロンタル「だから私は彼らの力を徹底的に削いだ。おなじみのデビルガンダムはもちろん、ELSやMA、シド、 それにアムロ・レイとシャア・アズナブルという二大戦力をぶつけることによってな。 そして最後は私やゾルタンまでもが前線に出て戦った。全ては、彼らを消耗させるためだ」 ハロ長官「そのために、君は何の罪もない町の人たちまでも、事件に巻き込んだのか」 フロンタル「それは謝罪しますよハロ長官。だが、争いはもうすぐ終わる。 今のガンダム兄弟の戦力では、たとえ奇跡が何重に起ころうと∀ガンダムを倒すことは不可能だ」 コマンダーサザビー「確かに、彼我戦力を分析しても、ガンダム兄弟が∀ガンダムを破壊できる可能性は限りなくゼロに近い」 フロンタル「これで人類は全裸になる。そして人々は分かり合い、世界は破滅から救われるのだ。 そのためならば、私は喜んで罰を受けよう」 赤い彗星のひと「確信犯だな彼は。まさに正しい意味で」 シャア「フロンタル。君の信念から行った行動に、今更私がどうこう言うつもりはない。ただ覚悟だけはしておいた方がいい」 フロンタル「何の覚悟だ?」 シャア「君が心血を注いで練り上げた計画が、無残に壊される結末をだ。 なぜならガンダム兄弟は、この期に及んでも誰一人として諦めていない。 そして……彼らは君が思っている以上にどうかしているのだからな」 そういってシャアは憐れむようにフロンタルをじっと見つめた。 264オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/14(土) 21 49 09.37ID ZbVUO1IA0 その頃、ガンダム兄弟は最後の作戦に向けて急ピッチで準備を進めていた。 ドモン「いいのか、セカイ。本当にバーニングガンダムを返してもらっても」 セカイ「いいんです師匠。このバーニングガンダムのおかげで、俺は友達の親父さんを助け出すことができました。 だから今度は、師匠の大切な兄弟を救うために、こいつの力を使ってください!」 ドモン「ふっ、少し見ない間に男の顔になりやがって……」 セイ「じゃあビルドストライクも返しますね」 キラ「うん、悪いねセイ」 セイ「OSは僕用にマイルドになってるけど、使い勝手は悪くないはずです。きっとすぐに慣れて……」 キラ「え、(カタカタ)なんか言った?(OS即フォーマットからのリプログラミング)」 セイ「」 シン「コイツこういうとこデリカシーないんだよなあ……」 キッド「う~ん、無理だな。砲身だけじゃなく、リフレクターもダメになっちまってる」 ガロード「そっか、やっぱサテライトキャノンは使えないままか」 キッド「悪いなガロード」 ガロード「いいよ。使えないならその方がいい。いくら∀とはいえ、兄弟に銃口向けるのは気分良くないしな」 ティファ「ガロード、どうしても私は連れていってくれないの?」 ガロード「ゴメン、ティファ。これは家族の問題だからさ。俺たちでケリをつけないと」 ティファ「そう……」 ガロード「でも、次同じことがあったら必ず連れていく。だから……その時までに家族になろう」 ティファ「ガロード……」 アストナージ「言われるままに合体はさせたけど、本当にこれでいいのかい?」 アムロ「ああ、最高だ。この短時間によくここまで仕上げてくれたな」 アストナージらメカニックの手を借りて組み上げられたガンダム兄弟たちの機体。 その姿を見て、アムロは満足そうに頷いた。 アストナージ「だが、これじゃあ満足に戦闘なんてできないぞ」 キャプテン「戦う必要などない。そうだな、アムロ?」 アムロ「そうだ。俺たちは、あくまで暴走してバカやってる兄弟を止めにいくだけだ。それには、この姿がちょうどいい」 そこへ、慌てた様子でマイが走ってくる。 マイ「兄さん! 現在アクシズの67パーセントが分解。『ヅダエール』のあるエリアに月光蝶が到達するまで、あと7分です!」 アムロ「問題ない。こちらも準備は整ったところだ」 シロー「よし、みんな自分の機体に乗り込め!」 イオ「よっしゃ! 最後のパーティーだ。思いっきりイカしたヤツをぶちかましてやろうぜ!」 劉備「おいおい、おまえらも行くつもりか?」 アル「あたりまえでしょ! 僕たちだって立派なガンダム兄弟なんだから!」 シュウト「もう置いて行かれるのはイヤだ! 最後まで一緒に行くよ!」 アルレット「しょうがないわねえ。ならアハヴァの補助シートに座んなさい」 リタ「全員乗り込んだよ、アムロ」 アムロ「よし……起動するぞ!」 265オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/14(土) 21 50 32.69ID ZbVUO1IA0 アムロの指示で全員が一斉にレバーを動かし、巨大な『ガンダム』が大地に立つ。 その巨体を見て、誰もが――連行されゆくフロンタルですら言葉を失った。 フロンタル「なんだ、あれは……」 シャア「言っただろう。貴様が思うより、彼らはずっとどうかしていると」 その『ガンダム』は、ガンダム兄弟たち全員の機体を悪魔合体させたものだった。 胸部のアハヴァ・アジール、腰部のビグ・ラングを中心に、 兄弟たちそれぞれのMSが手足を形成し、頭に当たる部分にはV字型にツインバスターライフルを構えたウイングガンダムゼロが立っている。 そのシルエットは異形だが、遠目から見ればギリギリガンダムに見えないことも無い。 ヨナ「よし、“リライジングガンダム兄弟ガンダム”起動完了だ!」 キラ「ね~、そのダッサい名前どうにかなんないの?」 シン「仕方ないだろ、そもそもこの機体自体、刹那のアイデアで無理やり組み上げたんだから」 刹那「ああ。ビルドダイバーズRe RISEのリライジングガンダムを参考にした合体だ」 キオ「合体というよりむしろ組体操……?」 アルレット「どっちかといえば『怪盗ドラパン謎の挑戦状』の合体ドラえもんズって感じじゃない?」 ウッソ「古っ! というより誰がわかるんですかそんなマイナーネタ!」 ヒイロ「おしゃべりはそこまででいい。ロランが俺たちに気づいたぞ」 ロラン「ぷ、ぷぷ……なんですかみんなその機体は。みんなで合体ロボごっこですか」 アセム「これは“リライジングガンダム兄弟ガンダム”だ! ……リライジングガンダム兄弟ガンダムであってるんだよな?」 シーブック「名前なんてどうでもいいよ。どうせ悪魔合体なんだからさ」 ロラン「そうですよね。そんな機体、どうせすぐにスクラップになるんですから!」 笑い声をあげながら、ロランはマルチパーパスサイロから地上に向けてビームを雨のように発射した。が アムロ「バナージ! ヨナ!」 バナージ「はい!」 その攻撃にリライジングガンダム兄弟ガンダムはすぐに反応。 左腕に合体したユニコーンガンダムとガンダムフェネクスがサイコフィールドを張り、ビームを防ぐ。 ロラン「なんですって!」 アムロ「ロランがひるんだ! 今の内に上昇するぞ!」 さらにアムロの合図で全機体が一斉にスラスターを噴射。100メートルを優に超す機体が、徐々に浮かび上がる。 ジャミル「飛べ、ガンダム兄弟!」 リリーナ「ガンダム兄弟ファイヤー!」 エレドア「ファイヤー!」 アリー「ファイヤー!」 スージィ「ファイヤー!」 そして、日登町住民たちの声を受け、リライジングガンダム兄弟ガンダムは遂に飛翔した。 266オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/15(日) 02 02 59.62ID vVXhSC1h0 カミーユ「よし、飛んだ!」 セレーネ「合体とは名ばかりで、各機体を無理やりワイヤーで繋いだだけだから乗り心地は最悪だけどね」 ベルリ「構わないでしょ。どんなに不格好でも、要はロランのところまで行ければいいんだ!」 ロラン「こ、来ないでくださーーい!」 ロランは慌てて月光蝶の散布を強めた。莫大な量のナノマシンが、ガンダム兄弟に襲い掛かる。しかし ロラン「分解されない? どうして? ターンXとG-ルシファーはすぐにバラバラになったのに!」 コウ「MS一体一体ならばすぐに分解されてしまう。だから僕たちは機体を一つにまとめることでダメージを最小限にしてるんだ!」 フリット「確かに見た目は不格好だしスピードも遅いけど、こう見えて、意外と合理的なんだよねこの合体も!」 そうこうしているうちにリライジングガンダム兄弟ガンダムは徐々に∀ガンダムへと迫る。 焦ったロランはビームサーベルを抜くと、最大出力でアクシズを切りつけた。 するとバラバラになった破片がいくつも地上に向かって降り注いでいく。 マイ「まずい、また破片が……」 ヒイロ「俺が撃ち落とす」 イオ「へっ、焦んなよブラザー」 シロー「お前の出番はまだ後だ。ここは俺たちがやる!」 そう言ってリライジングガンダム兄弟ガンダムの脚部を構成していた Ez-8、フルアーマーガンダム、ガンダム試作一号機、バーニングガンダムが本体から分離。 降ってきたアクシズの破片を次から次へと撃ち落とした。 イオ「いよし! やったぜ!」 シロー「油断するな! 一番大きいのが来るぞ!」 ドモン「俺に任せろ! 石破! 天! 驚! 拳んんんんんんんん!!」 ロラン「えええええええ!?」 年長組の働きで、アクシズの破片はすべて破壊された。 だが活躍はそれまでだった。リライジングガンダム兄弟ガンダムから分離したことで、 彼らの機体は月光蝶のナノマシンによって分解されていく。 イオ「ちっ、ここまでか。面白くなってきたとこだったのによ」(全裸 ドモン「後のことはみんなに託す!」(全裸 コウ「ちゃんとロランを連れて帰ってきてよ」(全裸 シロー「行け、みんな! 勇気ある誓いとともに!」(全裸 アル「イオ兄ちゃん! ドモン兄ちゃん! コウ兄ちゃん! シロー兄ちゃん!!」 砂になった機体とともに、全裸で地上へ落ちていくシローたち。 だが残されたガンダム兄弟に振り返る余裕は無い。上空では、今度は∀ガンダムがビームライフルを乱射しているのだ。 それをユニコーンガンダムとフェネクスは必死で防御していたが バナージ「まずい、サイコフィールドが抜かれた!」 ヨナ「月光蝶がモロに浴びせられて……装甲が分解される!」 ガロード「ジュドー!」 ジュドー「おう!」 そこへ右腕に合体していたガンダムDXとZZガンダムがシールドを構えて防御に加わる。 そこからはまさに消耗戦だった。 襲い掛かる月光蝶とビーム、時々ハンマーを必死に耐えながら、ガンダム兄弟はなおも∀ガンダムに向けて突き進む。 267オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/15(日) 02 04 07.38ID vVXhSC1h0 マイ「リタ義姉さん、装甲が分解されてフレームが露出してます! 撤退してください!」 リタ「まだだよ! ロランのいるところまでもうちょっとなんだから!」 セレーネ「いやフレーム丸出しのリタちゃん見て、刹那が鼻血出しちゃってんの! 出血死する前に徹底して!」 刹那「ガ、ガンダム……!(鼻血」 ヨナ「撤退しようリタ。君の裸を他の男に見られるなんて我慢できない!」(全裸 リタ「わかった……でもみんな、必ずまた元気で会おうね」 バナージ「ユニコーンも限界か……」(全裸 ガロード「へへっ、あとは頼んだよみんな」(全裸 ジュドー「機体がぶっ壊れない程度に頑張ってよね。でないとジャンクが取れないからさ」(全裸 シュウト「ヨナ兄ちゃん! リタ義姉ちゃん! ガロード兄ちゃん! ジュドー兄ちゃん!」 劉備「振り向かねえぞ……あいつらの分まで、俺たちは進むんだ!」 マイ「『ヅダエール』エリアへの月光蝶到達まで、あと3分! ここで止まるわけにはいかない!」 一方その頃地上では。 グラハム「子供と病人をシェルターへ! 急げ!」 マシュマー「ハ、ハマーンさま、お召し物が分解されて全裸に……」 ハマーン(全裸)「元気な若者が全裸になろうとどうということはない! 弱者を守るのだ!」 ヅダエールに汚染された月光蝶によって、次々と全裸になっていく人々。 それでも彼らの顔に絶望感や羞恥は無い。ただ自分たちにできることを探し、精一杯に取り組んでいる。 フロンタル「ふ、ふははは! これだ! 私が見たかったのはこの光景だ!」 クルーゼ「……満足かな、フル・フロンタル」 警官隊によって拘束されながらも、愉快そうに笑うフル・フロンタル。 そこへやってきたのは同じく全裸の男――フル・フロンタルの全裸仲間、ラウ・ル・クルーゼだった。 フロンタル「やあ、ラウ。君も来たか。ああ、満足だとも。見ろ、人々はみな全裸だ! だが誰もそれを恥じることなく、生き生きとしたあの姿を!」 フル・フロンタルは満足そうに、全裸のまま両腕を広げた。 フロンタル「これが私が求めた『In My Dream計画』! これが私の理想郷! ありのままの姿を晒して相互理解を深めることで、争いは永遠になくなる! これで世界は救われる!」 シャア「それはどうかな?」 フロンタル「なんだと?」 クルーゼ「確かにこの光景は素晴らしい。世界の全てを恨み、露出に走った私でさえ、思わず人の素晴らしさをもう一度信じたくなるほどだ」 シャア「だが、この光景を産み出したのは、決して貴様の功績ではない」 カミーユ「いい加減に目を覚ませロラン! 服を着ろ!」 キラ「やめてよね! 僕ら昨日からあちこち動きっぱなしで疲れてるんだから! ちょっとは手加減してよ!」 キオ「ロラン兄ちゃん、僕今日ストフリとナイチンゲールの首を狩ったんだよ? 見せてあげるから戻ってきてよ!」 イライジャ「よし、そこだ! いけカミーユ!」 ジェリド「俺以外にやられてるんじゃない! 貴様は、俺の!」 ラクス「キラ……今の私はあなたのために何もできない。だからせめて、祈ります」 シャナルア「ああ、またあんな危なっかしい操縦して……でも撃墜されたら全裸のキオが降ってくるかも……いやいや何を考えているんだ私は」 268オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/15(日) 02 04 30.98ID vVXhSC1h0 アセム「世界を変えたいんなら、こんな強制的な方法じゃなくてもっと別のやり方があるはずだ!」 ベルリ「ここで無理やりなやり方! 後で絶対もめるってことよ!」 シン「『ヅダエール』なんてものに頼らなくても!」 ウッソ「人は変わっていけるはずでしょう!」 酒楽の面々「そうだよ! がんばりな坊や!」 ステラ・マユ・ルナマリア「「がんばれーーー!!」 アリーサ・ユノア・ロマリー「負けるなアセム!!」 ゼハート「踏ん張れベルリ! あんなハーレム状態の連中に負けるな!」 マオ「せや! ベルリはんにはワイら世界一億人の喪男がついてるんや!」 ベルリ「なんか僕だけ声援が野太くない!?」 フロンタル「これは……」 フロンタルが見たのは、ガンダム兄弟を応援する日登町住民たちの姿。 彼らは、自分が全裸であること、世界の危機が近づいていることも忘れ、全力で兄弟たちに声援を送っている。 シャア「見たかフロンタル。人々の心を変えたのは、決して貴様の独りよがりな理想論ではない」 クルーゼ「目の前の悲劇を防ごうと必死で戦う、彼らガンダム兄弟の姿だ。 君は、ただその手伝いをしたに過ぎないのだよ」 突きつけられた言葉を振り払うように、フル・フロンタルは大きく首を振った。 フロンタル「いいや、まだだ。まだこんなものは予兆に過ぎない。月光蝶によって世界から衣服が消滅すれば、世界は今よりもっとよくなって……」 その時だった。 カーラ「いけない、サイコジムのゲージが振り切れた!」 マリーメイア「機体が制御できない……! ミネバ、サイコジムを止めろ!」 ミネバ「む、むりだ! サイコジムはいま、勝手にうごいている!」 制御を離れたサイコジムはミネバたちをテレポーテーションで体外に吐き出すと、 緩慢にも見える動きでふらふらと浮かび上がった。 そして、上空の∀ガンダムに背を向け大きく両腕を開く。その様は、さながら宗教画のように荘厳だった。 クルーゼ「なんだ、なにが起ころうとしている?」 フロンタル「『発動』……まさか、発動しようとしているのか巨神は!」 アイン「あ、おい待て!」 フル・フロンタルは青ざめた顔で呟いた。そして拘束していた警官の腕を振り払うと、全裸のままサイコジムに向かって駆け出す。 フロンタル「待て、早まるな! もうすぐだ! もうすぐ世界から衣服は消滅し、人々は生まれ変わる! だから発動はもう少し……」 だが彼の懇願はまったくの筋違いだった。むしろサイコジムはバリアを大きく収束させると、町の住民全てを包み込む大きなバリアを張った。 そして降りかかる月光蝶のナノマシンを、その巨体で一身に受け止め始める。 プル「わかったよ! サイコジムはわたしたち全員を守ろうとしてくれているんだ!」 プルツー「不思議だ……この力、計り知れないほど大きいのに、なぜか怖くない」 フロンタル「馬鹿な。こんな未来、私は一度も見なかった。巨神が、この町の住民たちを善き存在だと認めたのか? このまま生きるに値する――!」 クルーゼ「よくわからないが、どうやら世界の危機は去ったようだな」 シャア「だがこれで終わりではない。ロラン君を止めてくれ、頼んだぞアムロ!」 269オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/15(日) 18 54 23.52ID vVXhSC1h0 舞台は再び日登町上空に戻る。 月光蝶の奔流の中をたゆたうアクシズは、ナノマシンに喰われ、すでに本来の十分の一程度まで縮んでいた。 ∀ガンダムはその羽の中でアクシズを守っていたが、 すぐ下からは、両手足と装甲の半分以上を失った異形の機体が、今まさに蝶の羽に手を伸ばさんとしていた。 ロラン「ウソでしょ……! まさか月光蝶の中を昇ってくるなんて!」 信じられない、とばかりにロランは眼下のリライジングガンダム兄弟ガンダムを見つめなおした。 セレーネ「ありがと、よくがんばってくれたわスターゲイザー」(全裸 フリット「くっそ、くやしいけどこれが限界か!」(全裸 刹那「あとは頼んだぞ、みんな」(全裸 マイ「月光蝶が汚染されるまで、あと2分です!」(全裸 三日月「じゃあ、あとはよろしく」(全裸 ここに至るまで、リライジングガンダム兄弟ガンダムの手足を構成していた兄弟たちは、 その多くが機体を分解され、希望を託して落ちていった。 だがその犠牲もあり、遂に残されたガンダム兄弟たちは ∀ガンダムまであと数キロという高度に至ったのだ。 劉備「ロランのやつ、相当驚いてるみたいだな。こっからでも焦りが伝わってくるぜ」 キャプテン「そのようだ。機体制御にパイロットの心理的動揺を示すパターンが観測される」 アルレット「ま、とはいっても私たちももうボロボロなんだけどね。アハヴァも正直、これ以上はツライし」 ヒイロ「ならば、予定より早いがここで仕掛けるしかない。キャプテン、劉備、頼めるか」 キャプテン「了解!」 ロラン「なんだ? アハヴァ・アジールの陰から何か出てきた。人? いや違うアレは」 ロランがカメラを拡大しようとした次の瞬間、アハヴァ・アジールのサブアームが、出てきた人影を掴んだ。 そしてそのままグルグルと振り回し、ピッチングマシンの様にこちらへ向かって投擲する。 ∀ガンダムへ向かってやってくる、剛速球の正体はもちろん ロラン「キャプテンガンダム! 劉備ガンダム!」 劉備「ようロラン! 久しぶり!」 キャプテン「ロラン。いくら君とはいえ、これ以上の狼藉はS.D.G.の隊員として許さない!」 キャプテンの胸に、ソウルドライブの輝きが灯っているのをロランは見逃さなかった。 咄嗟に∀は全ての攻撃行動をやめ、月光蝶を繭のようにまとい、さらに自身は専用シールドで防御態勢に入る。 シュウト「行け! キャプテン!」 キャプテン「うおおおお!」 だがシュウトたちの応援を受けたキャプテンガンダムは止まらない。 凶暴なナノマシンをものともせず、月光蝶の繭を突き破ると、∀のシールドにキャプテンパンチを正面から叩きこむ。 ぶつかり合うエネルギーの中、拳と盾にヒビが入り、それは同時に砕け散った。 270オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/15(日) 18 55 17.91ID vVXhSC1h0 ロラン「相討ち!?」 キャプテン「いや、まだだ!」 キャプテンの合図と共に、続けて背後から現れたのは劉備ガンダムだった。 劉備はキャプテンの肩を踏み台に大きく跳躍、頭上に双剣を構えると、∀ガンダムの頭目掛けて斬撃を仕掛ける。 ロランは迎撃のためにビームサーベルに手を伸ばそうとして――すぐにやめた。 どのみちこの距離では間に合わない。ならば手刀で受けた方が効率的だ。 腕の一本失ったところで、∀ならばすぐに再生できる。そういう計算もあった。 劉備「だあありゃああああ!!」 双剣と手刀のぶつかり合いはやはり双剣に分があった。 劉備の双剣は掌を切り裂き、前腕部まで食い込んだ。だが、それで終わりだ。 すぐにナノマシンによる再生がはじまり、剣を腕の中に取り込まれた劉備は押すも引くもできなくなってしまう。 キャプテン「私を忘れたか、ロラン!」 安堵したのも一瞬、視界のすみに映ったのは右腕を失ったキャプテンガンダムだ。 キャプテンは再びソウルドライブを展開。残った左腕にエネルギーを集め、今度は直接∀のコクピットを狙う。 ロランはちい、と舌打ちし、手すきの左手でキャプテンガンダムを掴んだ。 そしてそのまま遠くへ投げ捨てようと試みた、次の瞬間だった。 突如モニターに表示されたアラートに、ロランは驚愕する。 ロラン「ロックオン!? どこから!」 考えるまでもない。今、ここで∀ガンダムを狙える機体は一つしかない。 ロランが下を見下ろすと、そこには、アハヴァ・アジールに支えられ、ツインバスターライフルを構えるウイングガンダムゼロの姿があった。 ヒイロ「……ターゲット、ロック」 その時ロランは気づく。劉備とキャプテンに気を取られ、肝心のコクピットの守りを疎かにしていたことを。 キャプテンによって月光蝶の繭とシールドを破壊され、両腕の自由を奪われた今、ロランを守るものはなにもない。 ロラン「さっきの二人の攻撃は、この布石だったの!?」 キャプテン「ようやく気付いたかロラン」 劉備「気づいたところでなにもさせねえけどな!」 ロランは咄嗟に両腕でコクピットを庇おうとした。だが、劉備とキャプテンは∀の腕をしっかりと掴み、それを許さない。 ならばと身を翻して回避しようとするも 劉備「だからさせねえって!」 キャプテン「皆が作ったチャンスだ。必ず成功させる!」 二人は残された力全てを使って∀ガンダムを放り投げ、アクシズに叩きつけた。 背中から伝わる衝撃に、ロランは一瞬意識が混濁した。 そしてヒイロはその隙を決して見逃さない。アクシズに磔にされた∀ガンダムのコクピットに照準を合わせ、彼はトリガーをひいた。 271オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/15(日) 18 55 50.16ID vVXhSC1h0 目を灼くほどの眩い閃光が消えた時、ウイングガンダムゼロは砂になって崩れ落ちた。 それは全ての力を使い果たしたキャプテンガンダムと劉備ガンダムも同じだ。 彼らもまた、全ての武装を失い、アクシズから地上へと落下していく。 アル「どうなった……の?」 シュウト「∀ガンダム……倒した?」 だが二人の願いもむなしく、煙が晴れた後から現れたのはほとんど無傷の∀ガンダムだった。 ロラン「今のは……ちょっと焦りました」 荒い息遣いのまま、ロランは言った。 ロラン「ヒイロの狙いは正確でした。ツインバスターライフルのビームは確かにホワイトドールに傷をつけましたよ」 そういって彼は、ひび割れ、ぽっかりと穴が開いた∀のキャノピーを指さす。 ロラン「でも、それだけです。ホワイトドールはほかにどこも傷ついていない。この穴だって、すぐに再生します」 そう宣言して、彼は再び眼下のアハヴァ・アジールを見た。 劉備とキャプテン、ヒイロが倒れた今、残るパイロットはアルレット一人。 そのMAもぼろぼろで、到底∀の脅威ではない。 ロラン「もういいでしょう。諦めて、みんな全裸になりましょう! そうすればきっと、今よりもっと幸せな未来がやってきますよ」 アルレット「悪いんだけど、私たちガンダム兄弟の辞書に、諦めるって言葉は無いのよね。アンタも知っての通り」 ロラン「ならどうするんです? 残ったのはアルレット姉さんとアル、シュウトだけ。その三人とアハヴァ・アジールで僕と戦いますか?」 アルレット「三人、ねえ」 アルレットはくすくすと笑った。 アルレット「ねえロラン。アンタ、肝心の人を忘れてなあい? 私たち兄弟の中でも一番に面倒くさくて、あきらめの悪い人を」 ロラン「え……?」 アルレット「アル! シュウト! 頼んだわよ!」 シュウト「うん!」 アルレットの指示で、アルとシュウトはアハヴァのサブシートから飛び出した。 そして抜群のバランス感覚で機体の胴体を滑り降り、アハヴァ・アジールの背部まで走ると、 二人は機体に接続されていたMS用コンテナの扉のロックを解除した。 ロラン「なんだ? コンテナの中にもう一つMSの反応? これは……」 コンテナから出てくるトリコロールカラーのシンプルなMS。 その機体を分析し、∀のデータベースが導き出した機体の正体は――型式番号:“RX-78-2” ロラン「ガンダムだって……!? じゃあ乗っているのは」 シュウト「そんなの、もちろん決まってるじゃんか!」 アル「さあ、出番だよ兄ちゃん!」 アルレット「昨日からずっと迷惑かけたぶん、ここできっちり返してよね」 アムロ「了解だ! アムロ、行きまーーす!!」 アムロ・レイ【ガンダム】 VS ロラン・セアック【∀ガンダム】開戦! link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8757.html
18オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 14 33 32.88ID TFnLJuTd0 アサギ「ひょんなこと(ロランが全裸になってリタがパンケーキを作った)から若返っちゃったアムロさんとシャアさん さらにマイさんの珍発明のせいで分裂!? そのままいつものノリでケンカを始めちゃったからもう大変!町は大パニックに! 単純計算で規模も被害も通常の3倍!赤い彗星だけに! なんつって!アサギなんつって! その上偽軍団は加勢に現れるし町の回りにはラスボス級のマシンが出現するしどうなっちゃうの!? なんとかしてよ、ガンダム兄弟!!」 ハル「なにやってんの?」 アサギ「いやあ、99スレだし私も兄弟入りを目指して爪痕残そうかなあって。あ、次のあらすじはハルがやっていいよ?」 ハル「やんないよ!?」 21オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 20 45 44.31ID TFnLJuTd0 日登町北区 イオ・フレミング【アトラスガンダム】 VS A.Rチップ&C.Aチップ【ガンダムF901号機・2号機】 イオ「クソ! なんてセッションかましてきやがる!」 A.RチップとC.Aチップの駆る二機のガンダムF90は、AIらしい的確な動きでアトラスを追い詰める。 イオ「ビームライフルは弾切れ、シールドも壊れかけ、レールガンは残り2発、味方が来る気配もなし……最高だなオイ!」 A.Rチップ「中々粘るね生身の僕の無職の弟は」 C.Aチップ「確かにやるものだオリジナルの私のライバルのヒモの弟は」 イオ「ややこしいんだよ呼び方! あと俺は無職でもヒモでもねえ、自由人だ!」 アトラスガンダムはサブマシンガンを乱射。 二機が避けたことで空いた隙間を強引に通り抜け、奥にあった貯水ダムへと逃げ込む。 C.Aチップ「あ、逃げた」 イオ「逃げてねえよ! 戦略的撤退だバーカ! 悔しけりゃ追ってこい!」 アトラスガンダムはガンダムタイプでは珍しい水陸両用機だ。 ガンダム兄弟は勿論、日登町内でも水中でアトラスを捉えられる機体はそういない。 イオ「(とはいえどうすっかな。このままやり過ごす? いやいや、ダサすぎんだろ)」 イオは水中で今後の方針をぼんやり考えていた。 イオ「(じゃあ対岸からこっそり回り込んで、あいつらの背後をとってリベンジ……うん?)」 そのとき、アトラスのモニターに表示されたアラート音。 熱源が二つ、アトラスに迫ってくる。 イオ「! やっべえ!」 イオは振り向きざまにアトラスのレールガンを発射した。 水中ではレールガンは使えない代わりに、 放電時に発せられる電磁パルスが一種のバリアとなる。 すぐに眼前で実体弾が爆発した。 A.Rチップ「あれ、防がれた。完全に不意を突いたと思ったのに」 C.Aチップ「彼はニュータイプか?」 イオ「ああ!? 野生の勘だバーカ!」 軽口を叩きながらもイオは内心焦っていた。 ガンダムタイプなら水の中までは追ってこれない。 その思い込みが裏目に出た。 目の前には、ガンダムが二機。F90だ。 A.Rチップ「だって追ってこいって言われたしね」 C.Aチップ「悪いが水中は君の独壇場ではない」 22オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 20 48 03.47ID TFnLJuTd0 ガンダムF90はミッションパックによって様々な戦場に対応可能だ。 しかも換装は容易で、戦場でも装備を付け替えられる。 現在の兵装はMタイプ。水中戦に特化したパックだ。 イオ「(逃げたつもりが逆に追い込まれちまった……!)」 A.Rチップ「どうする? ここまでにする?」 C.Aチップ「降伏するなら見逃してやってもいいぞ」 イオ「降伏だぁ? するわけねえだろ!」 アトラスはシールドをサブレッグに挟み込み、代わりにビームサーベルを抜いた。 そして二刀流でF90に切りかかる。 その姿は完全に破れかぶれだ。 C.Aチップ「追い詰められてヤケになったか」 A.Rチップ「情けないヤツ!」 二機のF90はそれを軽々と回避する。 だがトドメを刺そうと振り返った時、そこにアトラスガンダムの姿は無かった。 A.Rチップ「消えた!?」 C.Aチップ「いや、上だ! ビームサーベルを推力に上昇している!」 アトラスは両手に持ったビームサーベルを同時使用し、 推力とすることで水中からの脱出を図っていた。 破れかぶれに見えた攻撃も、真意を悟られないための「フリ」であった。 A.Rチップ「やるね、イオ・フレミング」 C.Aチップ「ただの無職ヒモ男ではないということか」 ダムから脱出したアトラスは、推力をサブレッグに切り替え、そのまま山を越える。 いくらミッションパックの換装が用意とはいえ、また地上用の装備に切り替えるには時間がかかるはずだ。 その間に少しでも距離を稼がなくては。 イオ「だからそれじゃジリ貧だろ! って…うおっ!」 ダリル「見つけたぞ……ガンダム!」 イオ「てめえ……!」 そこへ地上からの突然の砲撃。 現れたのはサイコザク。ダリル・ローレンツだ。 ダリル「町が朝から騒がしいと思ってたら、やっぱりお前の仕業か。なら、ここで倒す!」 イオ「マジかよこのタイミングで……!」 23オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 21 38 32.11ID TFnLJuTd0 A.Rチップ「やっと追いついたよイオ。って……アレ?」 C.Aチップ「どうやら取り込み中のようだな」 ダリル「うおおおお!」 イオ「ちいいいっ!」 ミッションパックを換装し、追ってきた二機のガンダムF90。 ところがアトラスガンダムは、まったく別のMSと戦っていた。 「リユース・サイコ・デバイス」を搭載した、赤い高機動型ザクⅡ――通称『サイコ・ザク』。 義肢のパイロットにしか操縦できないそのMSは、 超重装備に全く似つかわしくない運動性でアトラスガンダムを追い詰める。 イオ「ああクソッたれ! あいつらまで来やがった!」 A.Rチップ「どうしたの? なんで全然別のMSと戦ってるの?」 C.Aチップ「飛び入り参加は聞いてないぞ」 イオ「うるせえな! コイツとはコイツとで、また因縁があんだよ!」 ダリル「よそ見しているヒマがあるのか、ガンダム!」 A.Rチップ「大変だね。加勢しようか?」 イオ「黙ってろ! さっさとコイツ倒したら…チッ、危ね! 次はおまえらだ! そこで待ってろ!」 サイコ・ザクは万全のアトラスガンダムでも勝率は五分五分。 ましてF90との戦いで消耗したアトラスガンダムでは絶対に不利。 撃墜されるのも時間の問題だった。 イオ「(さすがの俺もこれはちょっとヤバいな……!)」 だがイオが覚悟を決めたその時だった。突然、サイコ・ザクが攻撃を止めた。 イオ「おいおい? どういうつもりだ。まさか土壇場になって仏心でも出たのか?」 ダリル「あの二機のガンダムタイプ……」 イオ「F90か。アイツらがどうした」 ダリル「お前、随分ボロボロだと思ってたら奴らとやりあってたのか?」 イオ「ああ? そうだよ! お前も知ってんだろ、今のこの町の騒動! その原因がアイツらだ!」 ダリル「そうだったのか」 ダリルは全ての得心がいったかのように頷いた。 サイコ・ザクはアトラスガンダムをターゲットから外し、 代わりにビームバズーカの砲門を二機のF90に向ける。 A.Rチップ「あれ? ひょっとして」 C.Aチップ「我々と戦う気か? サイコ・ザクのパイロット」 ダリル「ダリル・ローレンツだ」 イオ「てめえ……どういうつもりだ!」 ダリル「勘違いするなよイオ・フレミング。別にお前と馴れ合う気はない。ただ優先順位を考えただけだ」 イオ「優先順位だと?」 ダリル「そうだ。町にはカーラも、リビングデッド課のみんなも、俺の大切な人たちが沢山いる。なら、みんなを危険な目に遭わせるコイツらは俺の敵だ!」 C.Aチップ「おやおや、そう来たか」 ダリル「聞け、イオ・フレミング。一回だけだ。一回だけ力を貸してやる。コイツらを倒し、町の騒動を収める。それまでの間だ」 イオ「へっ……一回だけ、ねえ。まあそれも悪くねえかな」 イオも小さく笑った。 そして、二機のガンダムF90に対峙するかのように、サイコ・ザクとアトラスガンダムが並び立つ。 A.Rチップ「え? まさかのライバル同士の共闘?」 C.Aチップ「孫○空とベ○ータかな?」 イオ「うるせえよ。まあ、という訳なんで、悪いが仕切り直させてもらうぜAIども。ジャズが聞こえたら……」 ダリル「俺たちが来た合図だ!!」 イオ・フレミング【アトラスガンダム】&ダリル・ローレンツ【サイコ・ザク】 VS A.Rチップ&C.Aチップ【ガンダムF90 1号機・2号機】開戦――! 24通常の名無しさんの3倍2019/06/02(日) 22 22 44.73ID C37VyX31O そうきたか ならこちらはカミーユ達を書かせてもらうぜ! カミーユ「ならジュドー手を貸してくれ」 ガロード「俺もいるっての」 ジュドー「じゃ、弾幕頼むわ」 クワトロ「くっ、結局追いつかれたか!」 ガロード「このビームの弾幕、避けてみろよ」 カミーユ「みんな、力を借りるぞ、フォウ、ロザミィ、ファア!!」ウェーブライダー特攻 ジュドー√ピキーン「任された!」 カミーユ「オォ~ォオォ!」 クワトロ「クッ百式が動かん!?気迫負けか」 ジュドー「バーカ、俺が羽交い締めしているからだ」 クワトロ「こんな、デカ物に気付かなかっとは…」 カミーユ「ここから居なくなれ、大尉!」ズブッ クワトロは倒れた ジャマイカン「まだまだ続くのである」 25オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 23 02 12.72ID TFnLJuTd0 C.Aチップ「気をつけろ! 彼らはかなりやるパイロットだぞ!」 A.Rチップ「わかってる。AIらしく、落ち着いていこう」 イオ「来やがったな。おい、俺らはどうするよ」 ダリル「まずは俺が前衛に出る。お前は後ろから援護しろ!」 イオ「わかったよ。いきなりやられんじゃねえぞ?」 ダリル「貴様じゃあるまいし!」 迫りくるF90に対し、サイコ・ザクは豊富な武装で弾幕を張りながら突撃を仕掛ける。 その背後では、アトラスガンダムがレールガンを構え、狙撃態勢に入っていた。 C.Aチップ「なるほど、そういう手でくるか」 A.Rチップ「サイコ・ザクの動きに翻弄されてはレールガンで仕留められる。かといってレールガンに意識を持っていかれては」 C.Aチップ「サイコ・ザクに接近戦に持ち込まれるという訳だな」 義肢を通じて、パイロットの思考をダイレクトに機体に伝えるサイコザク。 そのMS離れした運動性は、A.RチップたちAIにも充分以上に脅威だった。 A.Rチップ「ならば僕がサイコ・ザクを抑える。その間に」 C.Aチップ「私が回り込んで、アトラスガンダムを叩く!」 A.Rチップ「そうだ。連携で行こう!」 イオ「おい、あいつらこっちの狙いに気づいたみたいだぞ」 ダリル「気づかれるのは織り込み済みだ。このまま仕掛ける!」 サイコ・ザクがさらに加速。 ヒートホークがF90一号機のビームサーベルと切り結ぶ。 A.Rチップ「ちい! 予測より速い! ダリル「今だ! 撃て、ガンダム!」 C.Aチップ「まずい!」 イオ「遅えよ! まずは一機、落とさせてもらうぜ」 アトラスガンダムがF90一号機をターゲティングする。 そして、レールガンが一号機に向けて発射…… イオ「……と見せかけて、死ね! ダリル・ローレンツ!」 C.Aチップ「……は?」 26オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 23 02 54.47ID TFnLJuTd0 アトラスガンダムのレールガンはF90一号機ではなく、 味方のはずのサイコ・ザクの背中に向けて発射されていた。 それをダリルは紙一重のタイミングで回避する。 イオ「ちいっ! 外したか!!」 ダリル「何をするんだイオ! ……と見せかけて、今だ! 落ちろガンダム!」 ダリルは焦ることなくスイッチを押した。 あらかじめトラップとして仕掛けておいたシュツルムファウストがアトラスガンダムを襲う。 イオ「おっと危ねえ!」 ダリル「ちっ、外したか」 C.Aチップ「い、いやいやいやいや! 何やってんの君たち!?」 A.Rチップ「さっきまで共闘してたじゃんナメ○ク星のベジ○タみたいな感じで! なんで急にお互いの命狙ってんの?!」 イオ「さっきのは演技だ」 ダリル「芝居です」 A.Rチップ「はあっ!?」 イオ「あいつを完全にお前らに集中させて、ガラ空きになった背中を狙ったんだがまさか避けられるとは」 ダリル「当然だ。貴様こそ油断したところをトラップで狙ったのに、よくも回避したな」 イオ「たりめーだ。俺様の野生の勘をなめるなよ」 A.Rチップ「え、つまり君たち。共闘したフリをして、実はお互いの命を狙ってたワケ?」 イオ「そうだよ(即答」 ダリル「そうだ(即答」 C.Aチップ「理解不能理解不能理解不能」 A.Rチップ「いやだってダリル君なんて『優先順位を考えただけだ』なんて如何にもライバルが言いそうなセリフ言ってたのに!」 ダリル「考えましたよ、ちゃんと優先順位。その結果、やっぱりこいつ(イオ)を殺すのが先かなあ…って」 イオ「俺もこいつ(ダリル)が『力を貸すぜ(キリッ』なんて言った瞬間、あ、これこいつを殺す絶好の機会じゃね? って思ったよね」 ダリル「『力を貸すぜ(キリッ』なんてやってない!」 イオ「やってました~バカ面ぶら下げてやってました~! オラもう一回やってみろ『力を貸すぜ(キリッ』って!」 ダリル「貴様!」 イオ「お、やるか?」 イオ・ダリル「「今度こそ殺してやる!!」」 あっけにとられるA.RチップとC.Aチップをよそ目に、 アトラスガンダムとサイコ・ザクは再び戦闘を開始する! C.Aチップ「理解不能理解不能理解不能」 A.Rチップ「しっかりして! 混乱してる場合じゃないよ流れ弾が……うわっ!」 サイコ・ザクが発射したジャイアント・バズを アトラスガンダムはF90一号機を盾にして防ぐ! 27オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 23 03 51.03ID TFnLJuTd0 C.Aチップ「なんて酷いことを……これがガンダムパイロットのやることか!」 ダリル「邪魔だ! どけ!!」 さらにF90二号機を踏み台に、サイコ・ザクが攻勢を仕掛ける。 アトラスは盾にしていた一号機をサイコ・ザクの方へ蹴り飛ばし、背後からバーニアを狙ってライフルを乱射する。 推進剤に引火し、バーニアが爆発! サイコ・ザクが炎に包まれる! ダリル「こんなもので!」 イオ「いい加減死ねぇぇぇぇぇぇ!!」 A.Rチップ「あ、この二人もう完全に僕らのこと目に入ってないね」 C.Aチップ「完全に障害物か弾避け程度にしか思ってないな」 そして数分後…… キラ「あ、反応があったよ。ガンダムF90が二機」 ヨナ「完全に破壊されてるな」 キオ「うう~首も完全に壊れちゃってるよ」 A.Rチップ「た、助かった……」 C.Aチップ「人間コワイ理解デキナイ……」 キラ「なんかA.Rチップたち救難信号出してるんだけど」 ヨナ「よほど酷い目に遭ったって感じだな」 キオ「さっきまでココ、イオ兄ちゃんがいたみたい。今は別の機体と戦闘しながら移動してるけど」 ヨナ「うん、まああいつならほっといてOKだろ。とりあえずA.Rチップたち回収して、別の兄弟を探しに行こう」 日登町北区での戦闘結果 A.Rチップ……アトラスガンダムとサイコ・ザクの戦闘に巻き込まれ機体大破 C.Aチップ……機体を大破させられたうえ、トラウマを植え付けられる イオ「死ねえええええええええ!!」 ダリル「落ちろガンダァァァァァァム!!」 イオとダリル……現在も殺しあいながら日登町内を暴走中 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/1331.html
ハム「砂漠では寒い思いをしたが……私の想いは触れれば火傷ではすまん!」 エクシア「………」 ハム「射撃タイプか・・・なら私も射抜くとしよう、君の瞳をッ!!」 デュナメス「………」 ハム「破廉恥だぞ!ガンダム!!!」 ナドレ「………」 ロックオン「刹那ん家いけばあの警官の兄ちゃん出血多量で死んじゃうんじゃないのか?」 ティエリア「これが……人間……」 刹那「奴はガンダムだ」 というわけで ガンダム家の朝にグラハムがやってきた アムロ「来たな、シャア!!フィン・ファンネル!!」(νガンダム) ハム「なんという温かさだ……ならば私も父性をもって示すとしよう、ガンダム!!」 シャア「ちい、だがMSの性能の違いが、戦力の決定的な差ではないことを……」(百式) ハム「その眩しさ、その輝きに私は心を奪われたぞ、ガンダム!!」 シロー「今日のシャアはひと味違う!!」(EZ8) ハム「身持ちが堅いな、ガンダム!だかその堅さも私がこじ開ける!!」 ドモン「ばぁあぁぁく熱!ゴッドフィンガー!!」(Gガンダム) ハム「その情熱、まさに大和撫子だ、ガンダム!!」 コウ「コウ・ウラキ、突貫します」(GP01fb) ハム「そのランドセル、なんと無邪気なのだ、ガンダム!!」 カミーユ「大尉、ここからいなくなれーーー!!」(Ζガンダム) ハム「そのしなやかな身体、新体操を見ているようだぞガンダム!!」 シーブック「なんとーー」(F91) ハム「質量をもった残像だと!ならば私は全てのキミを受けとめて見せよう、ガンダム!」 グエン「このブラックドールならば、ローラも私の思いに答えようというもの!」(サイコ) ハム「なんと巨大なのだ!だが私の愛はそれすらも凌駕する大きさだ、ガンダム!」 ロラン「人が、安心して朝食をとる為にはーーー」(∀) ハム「なんと心洗われる光だ!私の曇ったモノは全て拭いさった。もうキミしか見えないぞ、ガンダム!!」 ヒイロ「ターゲット補足、任務を遂行する」(Wゼロカスタム) ハム「私はキミが堕天使となろうとも、羽を全て奪って私だけのモノにしたいぞ、ガンダム!!」 ガロード「もうサテキャも必要ないぐらいミンチだぜ……」(DX) ハム「その姿、まさにかぐや姫だ!決して月には帰らせないぞ、ガンダム!!」 ジュドー「なんだよ、せっかく合体したのに……」(ΖΖ) ハム「肉付きがよいな、ガンダム!その魅惑の肉体が力尽きるまで、私は!愛を!やめない!」 ウッソ「おかしいですよ、シャアさん、グエンさん!」(V2) ハム「なんと華奢なのだ、抱きしめてしまえば折れてしまいそうだぞ、ガンダム!」 キャプテン「では、アムロ。ミンチをゴミ捨て場に置いてくる」 シュウト「行ってらっしゃい、キャプテン」 ハム「麗しい唇、口づけをしたいなぁ、ガンダム!!」 兄弟「………」 ハム「素晴らしい、素晴らしいぞ、ガンダム家!!この気持ち、まさしく愛だ!!」 シロー「は、ははは……エーカー警視正は、その、変わった人だから」 刹那「奴のガンダムへの情熱は俺以上かも知れんない。流石だ、グラハム・エーカー……」 アムロ「頼むから張り合わないでくれ、刹那」 ドモン「俺もガンダムに話しかけることはあるが、あれはない」 ヒイロ「ああ…」 ジュドー「あれって、ガンダムに欲情してんのかな……」 ガロード「うへぇ……」 ウッソ「わかりました!グラハムさん!!つまりMS少女ですね!!お近づきの印に、このMS少女キーホルダーを……」 ハム「ガンダムを汚すなど言語道断!!キミは少年でありながら、このようないかがわしいモノを所持しているのか!」 ウッソ「おかしいですよ、グラハムさん!」 978 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/10/17(金) 00 57 09 ID ??? グラハム「エクシア! そのフォルムの美しさに私は胸が高鳴る!!」 刹那「お、お前は歪んでいる!」 ネーナ「せっちゃん! せっちゃんへの愛はあたしが一番なんだから!」 刹那「お、お前も歪んでいる!」 グラハム「なんと! そこの女子も私と同じくガンダムへ愛を捧ぐか! だが、私の邪魔はさせん!」 ネーナ「せっちゃんはあたしのなんだから! MSに乗ってる恋敵には容赦しないんだから!」 ガロード「なんか、フラッグとツヴァイが戦闘してんだけど」 刹那「俺は知らない。コウ兄さんと一緒にガンプラを買いに行ってくる」 ジュドー「いってらっしゃーい」 ウッソ「僕はちょっとハロの(盗撮用の)部品を……」 カミーユ「(キュピーン)ウッソ、ちょっと待つんだ」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8663.html
512通常の名無しさんの3倍2019/02/01(金) 21 28 34.91ID IDJIYaVZ0 〇月1日 ルナマリア「シン、ひじを10回言ってみて」 シン「ひじ、ひじ、ひじ、ひじ、ひじ、 ひじ、ひじ、ひじ、ひじ、ひじ」 ルナマリア「ではこれは?」 シン「ひざ」 ルナマリア「残念。正解は太ももでした!」 アムロ「2人とももう少しガンダムらしい話をしろ。 刹那ほどとは言わないが」 ルナマリア「シン、ジオを10回言ってみて」 シン「ジオ、ジオ、ジオ、ジオ、ジオ、 ジオ、ジオ、ジオ、ジオ、ジオ」 ルナマリア「ではこの本に描かれてる機体は?」 シン「ジオング!」 ルナマリア「残念! 足を壊されたパーフェクトジオングでした」 シン「何だよ、その答えは!」 ルナマリア「これは本当はパーフェクトジオングだったのよ」 アムロ「確かにガンダムらしい話ではあるが……。 もっとこう何かないのか」 513通常の名無しさんの3倍2019/02/01(金) 21 31 32.25ID IDJIYaVZ0 〇月2日 アムロ「ただいま。帰ってきたぞ」 ロラン「しーっ、静かに」 アムロ「どうしたんだ、ロラン。 いつもなら晩ご飯を作ってる時間では……?」 ロラン「ウチの家族が女の子を連れてきて 別室で2人で何かエロい話をしているみたいなんです」 アムロ「エロい話だと……?」 ルナマリア「うわぁすごく立派、シンのこれ」 シン「そうかな。褒められると嬉しい」 ルナマリア「すごく立派よ。私は持ってないし」 シン「俺の家の兄弟達は大半が持っているんだけどな」 ルナマリア「そうか、そうなんだあ。私はないのよね。触っていい?」 シン「もちろん」 ルナマリア「素手で触ってもいい?」 シン「もちろん」 ルナマリア「触るとすごいってわかるわ。裏側も見ていい?」 シン「もちろん」 ルナマリア「裏はこんな風になっているのね。シンのこれ」 シン「そうだな……。 騎士ガンダムのカードダス」 アムロ「なぜそこで騎士ガンダムの話になる!?」 シン「アムロ兄さん、帰ってきてたんだ。 これ、俺のコレクションの騎士ガンダムのカードダス。 ウチの家族の大半が持っていると思うんだけど」 アムロ「ロラン! さっきエロい話って……」 ロラン「ごめんなさい! さっきから2人でエロい話をしているとばっかり!」 シン「アムロ兄さんの戦友なんでしょ? 騎士ガンダムって」 アムロ「そうなんだが別の話をしてくれ……」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ アムロ・レイ ガンダム家 シン・アスカ ルナマリア・ホーク
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/370.html
キャプテンガンダム(Captain Gundam) 登場作品 SDガンダムフォース 年齢:??? 兄弟スレでの扱い ラー・カイラム社で開発されたモビルシチズンで、家事雑用に用心棒と何でもこなし ありとあらゆる事象の確率を算出することもできる。この確率の算出はキャラ紹介テンプレにおいて 色々なパターンが存在している。 例 キャプテン「ドモンが花見で酔って大声で告白する確率は94.673%だと思われる」 キャプテン「このアイスが当たりの確率は8.46%」 キャプテン「シンがジンと間違えられる確率は3.07%」 キャプテン「10周年を迎えたこのスレが10年後も続いている確率は101%だ」 キャプテン 「ガンダム家の朝食にシャア・アズナブルが侵入してくる可能性は96.3%だ。」 原作での扱い 未来都市ネオトピアの秘密防衛組織・SDGに所属するモビルディフェンダー。 シュウトとの出会いを通じ、彼との友情を育んでいく。 当初は命令には忠実だが極端に感情の起伏に乏しい、まさにロボットといった性格だった。シュウトとの出会い、そして表情豊かなゼロや爆熱丸ら仲間のガンダムたちの影響で(それに加えて映画撮影で凄まじい棒演技を指摘されたことをきっかけに)、彼らのようになりたいと願うようになり、少しずつ豊かな感情表現を会得していった。 ちなみにSDGの存在は公には秘密とされているため、普段はモビルシチズンモードで活動、 ダークアクシズが出現すると装備を換装して現場へ急行する。 武器・必殺技 キャプテンパンチ ソウルドライブのエネルギーを込めたキャプテンの鉄拳。 アッパー方向に腕を回転させて打ち込むのは、おそらく3Dモデル故だろう。 マグナムサイのビーム砲を弾き返し、以後数多の強敵を退けた。 獅子の牙 ソウルドライブMAXモード。 ガンビークルモードでソウルドライブから発するエネルギーを纏い、猛スピードで体当たりを行う。 コマンダー・サザビーとの決戦にて使用。 ガンダムフォースがんばれアタック ハイパーキャプテン、銀翼の騎士ゼロカスタム、爆心丸の三人が一体となり、さらにシュウトが「がんばれ!」と拳を突き出す姿がオーバーラップするガンダムフォース最大最強の合体技。 最終話にてジェネラル・ジオングを撃破する際に使用。 主に登場したネタ 主な関係者 アムロ・レイ・ガンダム(製作者兼マスター) セレーネ・マクグリフ・ガンダム シュウト・ガンダム 関連項目 モビルシチズン link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ キャプテンガンダム キャプテン・ガンダム
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8765.html
72オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/12(水) 01 35 10.62ID VTpw6Y2+0 日登町東区 刹那・F・セイエイ【ダブルオーライザー】 VS シャア・アズナブル(実写)【シャア専用ザクII】 戦況は一方的だった。 実写シャアの駆るザクIIの縦横無尽な動きに、刹那は翻弄されていた。 それは連戦による消耗もあったが、何より実写シャアの実力によるところが大きい。 刹那「速い……! この動き、いつものシャア・アズナブルを凌駕する!」 実写シャア「当然だ! 私は一年戦争時のシャア・アズナブル。つまり、赤い彗星と謳われた全盛期のシャアなのだから!」 実写シャアはそう高らかに宣言した。 確かに、リボンズの「実写シャアこそ偽シャア軍団最強」という発言は嘘ではなかったと今なら頷ける。 実写シャア「その上他のシャアにはない、このボディ! この鍛え上げられた肉体があってこそ、高速戦闘のGにも耐えることが出来る!」 コクピットで、彼は誇らしげにその豊満な肉体を揺らした。 その身を包むのはお馴染みの赤いジオン軍服。 彼もまた、フル・フロンタルによって服に『ヅダエール』を仕込まれている。 ある種熱狂的ともいえる異常なテンションの高さは、その薬品のためだ。 刹那「くっ! どいてくれ! 俺は兄弟のところへ戻らなければならない!」 実写シャア「そうはいかん。せっかくガンダム兄弟と戦える好機を得たのだ。悪魔と呼ばれたその力、存分に味わわせてもらおうか!」 ヅダエールの影響は理性を失わせるだけではない。 実写シャアは気づいていないが、既に服の一部が空中分解され、 丸い腹部がタヌキのようにぽっこりと出ている。 いずれ服すべてが空中分解して全裸になるのも時間の問題だった。 実写シャア「どうした刹那・F・セイエイ。リボンズを倒した純粋種のイノベイターもそんなものかね!」 そんなこととは露知らず、実写シャアはいい気になって戦闘を続けている。 このままでは仮面をつけた全裸のオッサン(デブ)という、世にもおぞましい光景が現実のものとなってしまう! 刹那「そんなこと……俺がさせるか!」 ダブルオーライザーはGNドライブを前方に展開、圧縮したGN粒子でザクを吹き飛ばした。 実写シャア「ちいい!」 だがすぐに態勢を立て直し、通常の3倍の速さでこちらへと迫ってくる。 刹那は決断を迫られた。 刹那「こうなれば、もはやトランザムを使うしか状況を打開する手は……!」 遂にトランザムを起動しようとした、その時だった。 「待ちな、ブラザー」 73オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/12(水) 01 39 55.21ID VTpw6Y2+0 75 突如、戦場に割って入ってきたのは一機のガンダムだった。 白の黒のシンプルな配色の機体。 少なくとも、刹那の知る兄弟たちのガンダムではない。 刹那「誰だ……?」 マーク「俺はマーク・カラン。刹那、助けに来たぞ」 やけに立体的な顔立ちをしたその男――マーク・カランはそう告げた。 刹那「すまない、この戦いは俺たち兄弟の問題だ。関係ない人間を巻き込むわけには……」 マーク「関係ないだって? HAHAHA何を言っているんだ刹那。俺たちはブラザーじゃないか」 刹那「何?」 マーク「そうか、お前は知らないんだな刹那。実は俺とお前たちは血の繋がった実のブラザー、兄弟なんだよ!」 刹那「な、なんだって!?」 マーク「今までちょっとした事情で家を離れていたけどな。町の危機を聞きつけて帰ってきたのさ」 刹那「そうだったのか。知らなかったとはいえすまなかった、マーク・カラン。いや、マーク兄さん!」 マーク「マーク兄さん……!」ジーン その言葉を、マークは感動をともにじっくりと噛み締めた。 マーク「と、ともかくお前は大切な用があるんだろう? あいつは俺に任せて、お前は先に行け!」 刹那「しかし、実写シャアは強敵だ。マーク兄さん一人では」 マーク「なめるなよ。俺だってセツルメントのエースだった男だ。いいから行け!」 刹那「わかった……マーク兄さんもどうか無事で」 マーク「ああ、他のブラザーによろしくな」 ダブルオーライザーはマークのGセイバーと入れ替わるように戦場を離脱した。 残ったマークに、実写シャアは呆れたように声をかける。 実写シャア「まったく、どういうつもりだ? 刹那の純真さに付けこんで、実の兄弟だなんて大ボラふいて」 マーク「NO! 初めはウソ扱いでも、こうして既成事実化していけば、それはいずれ万人が認める真実になる」 マークは不敵に笑った。 マーク「そうして俺は、今度こそガンダム兄弟の一員となるのさ!」 実写シャア「HAHAHAHA! マーク、君はまだそんな野望を抱いていたのか。大人しく兄弟落選組で傷を舐めあっていればいいものを!」 マーク「それより俺はテンプレに『マーク・カラン』の名前が載るところが見みたい!」 実写シャア「マーク、君はどうしてそう諦めが悪いんだマァァァァク!!」 マーク・カラン(実写)【Gセイバー】 VS シャア・アズナブル(実写)【シャア専用ザクII】 日登町で最も3次元な戦いが幕を開ける――!! ※なお、二人の戦いはあまりにも3次元過ぎたため、2次元の文章では到底表現しきれませんでした。 そのため、今回は戦いの詳細は省略させていただきます。 各自、プラモでブンドドするなどして脳内補完をがんばってください。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8356.html
38通常の名無しさんの3倍2017/04/06(木) 12 56 46.79ID +dfRlVjU0 マクギリス「…ところで、バエルとはガンダムフレーム、つまりガンダムなのだが」 刹那「何…!? いや、しかし、俺のガンダムは…!」 フリット「僕のガンダムも…で、でもこっちもガンダムだし…!」 昭弘「…おい、三日月。お前の兄弟が宗教に引っかかりそうになってるぞ。止めなくていいのか?」 三日月「ん…そうだな、止めてくるか。元からガンダム教みたいなもんだし、あまり変わらない気もするけど(チャキ」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ フリット・アスノ マクギリス・ファリド 刹那・F・セイエイ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/9004.html
248オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/09(月) 19 10 02.11ID Zu3QXyiF0 AM07:58 長きにわたり続いた事件は遂に最後の局面を迎えていた。 分裂したアムロとシャアの大喧嘩、MAやシドの襲来、ELSの暴走、デビルガンダムの覚醒といった事件は、 『ゼロシステム』を悪用したフル・フロンタルによって仕組まれたものだった。 彼の目的は“人類を一つ上の存在へ進化させ、世界から争いを永遠に無くす”『IMD計画』の成就。 ひいてはミネバたちを取り込んで世界に顕現したサイコジム――もとい伝説の巨神による世界の破滅を防ぐためだという。 薬をキメられて暴走したアムロ、および夏で浮かれてナチュラルハイになったロランを除くガンダム兄弟たちは、 傷つき、嘆き、それでも誰かとわかりあいながら、フロンタルの独善を防ぐため、必死になって戦った。 そして、『IMD計画』の最終段階である、デビルガンダムが暴走進化した100万機のデビルトミノ軍団と、 もうすぐ地上に落ちてくるアクシズに囲まれながら、 フル・フロンタルと、異世界から帰還したキャプテンガンダム・劉備ガンダムによる最後の戦いが始まる――だぎゃ スペリオルドラゴン「長々としたナレーション乙~」 結晶鳳凰「イ〇がなんか張り切ってるからまあ一応だがや」 学校:校庭 フロンタル「ふ、ふふ」 キャプテンガンダム「どうした。笑っているのか?」 フロンタル「いや失礼。ただこれほど長く続いた戦いの果てに、最後に立ち向かってきたのがまさか君たちとはな」 劉備ガンダム「なんだ? バカにしてるのかテメー」 フロンタル「気に障ったならすまない。ただ、私もコトを起こすにあたってガンダム兄弟の戦力は全て分析してある。 勿論君たちのこともだ。その上で、ただのモビルシチズンがこのネオ・ジオングに挑むのは――」 劉備「無謀だってか?」 劉備の問いかけに、フロンタルは曖昧に笑って見せた。 キャプテン「一つ訂正させてもらおう。私はモビルシチズンではない。S.D.G.に所属するモビルディフェンダーだ。 そして劉備も三璃紗で民たちをまとめる君主である」 劉備「まあ今はシュウトたちのとこで居候させてもらってっけどな」 フロンタル「これは重ねて失礼した。だが申し訳ないが、それでも君たちに対する私の評価は変わらないよ。 異世界に行って、多少は兵装が変わったようだが……」 劉備「そう思うんなら、てめえで試してみたらどうだ? 俺たちが本当に雑魚かどうかをよ」 キャプテン「我々も時間がないのだ。速やかに貴様を撃破し、町民たちの救助というS.D.G.本来の任務に当たらねばならない。 これ以上、無駄な引き延ばしはご遠慮いただきたい」 249オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/09(月) 19 10 47.87ID Zu3QXyiF0 フロンタルの顔から笑みが消えた。彼は口の中で小さく何事かを呟くと、機体のレバーを強く握りしめる。 フロンタル「では、そうさせてもらおう」 そしてネオ・ジオングは急加速。土ぼこりを吹き上げながら迫ると、 頭上に掲げたアームユニットを、キャプテンと劉備に向けて一気に振り下ろす。 シュウト「キャプテン!」 アル「劉備!」 叩きつけられた圧倒的質量の前に二人は成す術なく叩きつぶされた。 アルとシュウトはそう思い、思わず目をそらしてしまう。 だが土ぼこりが晴れた時、そこにいたのは―― キャプテン「こんなものか?」 フロンタル「……なに?」 叩きつけられたアームユニットを、キャプテンガンダムは片手で受け止めていた。 フロンタル「(敵を侮り、無意識に手加減した? いやそんなはずはない。だとすれば)」 劉備「ぼーっとしてんじゃ、ねえ!」 フロンタルが見せた一瞬の混乱。その隙を突いて横から現れた劉備ガンダムがアームユニットを木端微塵に切り刻む。 フロンタル「くっ……!」 訳の分からぬ気迫に圧されるように、フロンタルはネオ・ジオングの身体を起こした。 そして失った両腕のアームユニット交換しようと―― キャプテン「動揺したな、フル・フロンタル」 フロンタル「!」 シナンジュのモニター一杯に映ったのは、バーニアを吹かして迫るキャプテンガンダム。 キャプテンはシナンジュの頭部を抑えると、なんとそのままネオ・ジオングを地面へと押し倒す! フロンタル「このネオ・ジオングが……パワー負けするだと!?」 キャプテン「貴様が行ったという分析は一面正しい。確かに、数時間前の我々ならば敵わなかっただろう」 劉備「だけどな! 俺たちだってただぼんやり異世界を旅していたわけじゃないぜ! 必死で修行していたんだ!」 キャプテン「すべては日登町を守るため……そして、二度とアルとシュウトを泣かせないため!」 フロンタル「それでこれだけ性能が上がっただと? モビルシチズンが……」 劉備「だからさっきも言っただろ! 俺たちはモビルシチズンじゃないって!」 キャプテン「そうだ。私たちはただのモビルシチズンではない。我々は……アルとシュウトの友達だ!」 250オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/09(月) 19 11 48.27ID Zu3QXyiF0 アル「がんばれ、がんばれキャプテンガンダム! 劉備ガンダム!」 シュウト「がんばれーーーーーーーーーーーーー!!」 アルとシュウトの声援を受けて、キャプテンと劉備の身体が眩い金色に姿を変えた。 その光の前に、ネオ・ジオングは金縛りにあったように動けない。 キャプテン「輝け、ソウルドライブ!」 劉備「青龍烈斬刀! 赤龍翔神刀!」 フロンタル「やられる……ならば!」 「ハイパー……キャプテンパンチ!」 「天翔、真龍ザアアアアン!!」 キャプテンガンダムのパンチと劉備ガンダムの斬撃はネオ・ジオングの巨体をバラバラに引き裂いた。 フロンタルはハルユニットからシナンジュを脱出させるも、すでに崩壊はMSにまで及んでいる。 空中分解を続けるシナンジュのコクピットの中で、フロンタルは周囲の様子を見た。 ガロード「よっしゃ! ようやくデビルトミノ軍団突破したぜい!」 アセム「みんな! 遅れてすまない!」 コウ「一応僕もいるからね!」 三日月「いや、誰も忘れてないから多分」 シーブック「あれ、ヒイロのウイングか?」 イオ「へっ、やっぱ戻ってきてたかよ!」 セイ「キャプテンガンダムと……」 セカイ「劉備ガンダムもいるぜ!」 シロー「みんな……よく学校を守ってくれたな」 カミーユ「正直無茶苦茶やられましたけどね」 ジュドー「へへ、嬉し泣きしてんのシロー兄さん?」 シン「茶化すなって」 刹那「フリット、デビルトミノ軍団は?」 フリット「すでに50万機が撃破されてるよ」 ウッソ「もう半数も、防衛線の向こうまで撤退してます!」 シュウト「やったね! 僕らの大勝利だ!」 アルレット「そんでガンダム兄弟、久々の集合ってワケね」 セレーネ「姉さん、残念だけど再会を喜んでる暇はないみたい」 バナージ「ぐっ……あっ……!」 ベルリ「どうしたバナージ!」 マイ「! いけないみんな、上を見てくれ!」 劉備「あれは、アクシズが再び落下を始めたのか!?」 ヨナ「みんな、すまない!」 アル「金色のガンダム……ヨナ兄ちゃんにリタ義姉ちゃん!」 リタ「私たち、アクシズを必死で抑えてたんだけど、それを上回る大きな力で引っ張られて……」 キラ「このままだと、あと1分でアクシズは地上に落下するよ!」 ドモン「なんだと!?」 251オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/08/09(月) 19 12 14.93ID Zu3QXyiF0 アムロ「あの時感じたプレッシャー……やったのは貴様かフル・フロンタル!」 フロンタル「そうだ。キャプテンと劉備の攻撃を受けた瞬間、私は敗北を悟った。 だがここまで来た以上、私もただでやられる訳にはいかない。なので、最後のサイコ・シャードを使わせてもらった」 アムロからの問いかけに、フル・フロンタルは血まみれの顔のまま満足そうに答えた。 シャア「住民の避難はまだ終わっていないのか、まだ!」 キオ「ダメだよ! このままじゃみんなミンチより酷いことに――」 ヒイロ「問題ない」 フロンタル「なに?」 ヒイロ「ようやくやってきたようだ。俺たち兄弟の、最後の一人が」 そういってヒイロは、東の空を見上げた。 そこには――太陽を背に、蝶の羽を広げながらこちらにやってくる3機のMSの姿があった。 ロラン「フル・フロンタルさん……どうしてこんなものを日登町に落とすんです!」 フロンタル「ロラン君……」 ロラン「これでは町が寒くなって核の冬が来る。 全 裸 になれなくなるでしょーーーーーーーー!」 その時、遂にアクシズがワームホールを突破した。 赤熱しながら地上に落ちてくるアクシズ。やってきた3機のMSは、その小惑星の前で蝶の羽根を広げる。 ギンガナム「月ッ光蝶であーーーーーーーーーーーーーる!!」 ノレド「私たちの町を、ミンチになんてさせません!」 ラライヤ「チュチュミィ!」 ロラン「ユニバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー……ス」 3機の月光蝶の奔流は、アクシズをあっという間に覆いつくした。 ナノマシンによって見る間に分解されていくアクシズ。 その光景を、フル・フロンタルは呆然を見つめていた。 日登町中央区:学校の校庭での戦闘結果 翔烈帝劉備ガンダム……軽傷 ハイパーキャプテンガンダム……軽微な損傷 ネオ・ジオングおよびシナンジュ……撃沈 アクシズ……月光蝶によって分解中 次回、大団円。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2609.html
131 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/10(金) 22 05 30 ID ??? 兄弟宅地下格納庫 刹那「うわあああああああああっ!!!!!」 アムロ「なんだ!?どうした刹那!?血相を変えて出てきて」 ロラン「なにかあったんですか!?」 刹那「ない!ない!ない!真のガンダムが!RX-78がっ、どこにもないっ!!」 アムロ「・・・あー、あれか、あれはな、その・・・・・・」 ロラン「えーと今はお台場ってとこに貸してあるんです」 刹那「なぜだっ!?」 アムロ「いや、それはいろいろあってだな」 ロラン「これもファンとの交流(+ガンダム家の臨時収入)のためなんです。だからね刹那・・・」 刹那「刹那・F・セイエイ・ガンダム、真のガンダムの奪還のためお台場に武力介入する!!」 アムロ「おいっ待て!!」 132 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/10(金) 22 17 44 ID ??? リョウ「ったく、いくらウチの街からの貸し出しだからって、 お台場くんだりまでわざわざ警備に来るハメになるとはよぉ」 グラハム「私は自ら志願して警備に当たっている。自ら志願したと言った!」 リョウ「わーってるよ!どうせアンタはガンダムを四六時中眺めていたいだけだろうが! ちくしょう、どうせ二人っきりなら警視正様とじゃなくて綺麗なおねーちゃんとがよかったなぁ」 グラハム「ふふふ、ガンダムを見ていられる、それも理由の1つではあるが、最大の目的は・・・・」ピピピッ リョウ「ああ?警報装置のレーダーが・・・・・ってオイ、あれは!」 刹那「ガンダムエクシア、真のガンダム奪還のため、お台場に武力介入を開始する」 グラハム「この瞬間を待っていた!待っていたぞ少年!」 リョウ「アンタ、マジモンのバトルマニア、いや変態だわ」 137 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/11(土) 00 21 10 ID ??? 132 シーブック「兄さん達、刹那止めなくていいの?」 ドモン「点灯式にはアムロ兄さんが行ってるみたいだから、会場警備の人たちと一緒に取り押さえて 首根っこ掴んで戻ってくるだろ」 シーブック「猫じゃないんだから…」 138 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/11(土) 02 10 52 ID ??? シーブック「でも会場にはトミノ教もいるよ?」 ドモン「シャッフル同盟!結集しろォォォォッ!!!」